数年前に読んだ本。
借りて読んだので、手元にないのが残念。
ピアノの調律師の話、というとざっくりすぎるか(笑)
土曜日は、住宅のアフターメンテナンスの仕事が中心。
平日は家にいない、そんなお客様が多すぎる。
なので、いろんな仕事とバッティングすることも増えた。
昨日は、なんとピアノの調律。
羊と鋼の森(ピアノ)を見ることができた。
規則正しく並んで、整然と美しい。
私の人生で、ピアノは苦手なもの。
そもそも小学校にはいって習ったのは、好きだからじゃなく左利きの矯正。
小学1年生の私はまだ大人しく、気が弱く
辞めたい、をいえずに、公園でサボって時間を潰していた。
サボることをこの頃から知っていたのは、ある意味すごい。
そもそも右手も動きが悪いので上達が遅い上に
好きじゃなく、練習をしないので上手くなるはずもなく楽しくない。
サボりに気づいた親に、辞めさせてもらえたが怒られたのかは記憶にない。
その後短大で、教職の課程でピアノが必須。
もうね、みんなが美しい音楽を奏でる中、残念なレベルを披露。
仕方ない、でも楽しくなかった。
結婚して、そこに何故かピアノがあったけど、弾くこともなくインテリア。
結婚して20年くらいのタイミングで、友人に譲れた。
ピアノにすれば、良い選択になったはず。
そんなふうに過ごしてきたので、新鮮なひととき。
そんな私でも、この整然とした、羊と鋼の森に、うっとり。
調律は、数学と物理と相対音感の世界だと、この調律師が話してくれた。
すごく面白かった。
ピアノを弾くことは、まだ興味はないけど
ストリートピアノのハラミちゃんは好き。
ピアノの音は好き。
そんなことを、過去の思い出とともに、再発見した。
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