できっこないをやらなくちゃ -やらない、と決める

やらない、なんてできっこない。

やらなきゃならない、家事。

仕事が忙しくなると、余裕があればサポートしてくれる夫。

でも2人とも余裕がなくなると、荒れてくる家の中。

「片付いてるけど、めっちゃ機嫌が悪い私がいるのと、

 散らかってるけどのんびりしてる私とどっちがいい?」

「・・・・散らかっててもいいです」

そう、頑張る妻の不機嫌オーラはきっと、予想以上の負のオーラ。


これ、きっと私に限らないと思うですけど。

だったら、やらなきゃいい。

そんなことできない?


できっこないをやらなくちゃ、と歌うのはサンボマスター。

やらなくていいって歌じゃないんだけどね。


限界まで散らかるのはどうかと思う自分もいて。

出来る範囲だけ、やる。

モデルハウスの、なにも置かれてないすっきりしたシンク。

実際これを維持できるのか、は人それぞれ。

こうしたいかどうかも、人それぞれ。


たとえば皿を洗うにはいくつものステップがある。

私の場合は3ステップ。

1.食べた皿を流しのボウルに入れる。 →さげる

2.洗って、洗いかごに入れる。 →あらう

3.洗いかごから、食器棚にもどす。 →しまう


しまってないと、洗えない。

食洗機導入を考えたとき、ここがネックになった。

仕舞うが、めんどくさい・・・これはまたいつか別の話で。


このくらいキッチンカウンターの高さがあれば、中の皿は見えない。

時間がないときは、1.の下げてテーブルの上だけ整えばいい。


ひとつの作業をもう少し細分化して、区切りのいいところを決める。

自分と家族にとって心地いいギリギリのラインを探す。


友人は、洗濯のとき、洗うだけ自宅で、あとはコインランドリーで乾燥。

待ち時間、買い物したり、本を読んだり。

乾かして、たたんで家に戻るという。

干して、乾いたらたたむ、という時間と手間をお金で解決する方法。

その日のうちに終わる、明日のパンツの心配がなくなる(笑)


どこで、作業を止めるか、どこまでやるか。

時短、じゃなくラクする方法。

体力的に、無理をしたくない年頃と時期。

自分とつきあう方法を、まだまだ考えてみたい。


丁寧に暮らしたいけど、できないときはあきらめる。

それだけで、やらないと決めるだけで心も楽になる。

これをやってほしい、手伝って、といえないあなた。

「疲れてるから、今日はやらなくていい?」と聞いてみて。

がんばりすぎない。

それが大事なときもあります。


少しでいいから、がんばるのを休んでみるのもいいと思う。

不機嫌は伝染します、たぶんね。


写真はすべてモデルハウス(笑)

とてもじゃないけど、切り取ってすらUPできないこの頃。

ひと段落したら、猛烈に、片づけたい、と脳内では思ってます。

ほどよく、くらす

北海道在住、工務店勤務、榎本麻子です。 ライフオーガナイザー®︎で、整理収納アドバイザー。 くらしも仕事も「あそび」が大事。 好奇心のむくままに、私の好きなモノ・コト・ヒトつぶやきます。

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