昨日、「君の名を」をみた。
遅いよね、出遅れたので、情報がいっぱい。
先入観満載(笑)
タイムトラベル、パラレルワールド系は好き。
これおかしくない?なんて気にしない。
物理的、矛盾も呑み込める。
映像はむちゃくちゃきれいだし。
どこか斜めから見てる自分はおいといて(苦笑)
でもラストが、好みじゃなかった。
なんで??
テレビドラマで、「時をかける少女」や「七瀬ふたたび」が好きだった。
本もいろいろあるけど、原点というか。
やっぱりこの2冊かな。
ロマンチックなファンタジーの世界、嫌いじゃない。
なのに映画を観終わった後、夫につぶやく。
「あの雨の歩道橋で、すれ違って終わるほうが好きかな」
ハッピーエンドでいいじゃんという夫。
バッドエンドが好きなわけじゃないけど。
ハッピーエンドが嫌いなわけじゃないけど。
映画に関しては、ちょっと余韻があるラストが好き。
名作でいうと・・・
スカーレットは、レッドバトラーに去られ。
アン王女は現実の自分の世界に戻っていく。
でもその先に想像を膨らませて、妄想するわけですよ。
なにかを手放して、何かを手に入れる。
漫画「鋼の錬金術師」だと等価交換。
人魚姫を足を手に入れたら、声を失った。
だから、あそこですれ違って終わってほしかった。
あーーーと、すごく残念に思いつつ、終わりたかった。
なんて天邪鬼なんでしょう、はい、わかってます。
しいていうと韓国版の「イルマーレ」のラスト。
ああいう余韻がじつはツボです。
きっと潜在的に、if、もしも、たらればの世界。
否定してるのかな。
やりなおして、タイムトラベルでうまくいく。
そんなわけないじゃん。
だったら、なにか大事なものを手放してほしい。
パラレルワールド、元の世界はそのままなんだし。
ってことで、そういう世界が苦手なんだと気がついた。
はぁ、純粋に楽しめる心を、どこに置いてきちゃったんだ。
ためいきをついてしまう。
0コメント