あたし、おかさんだから、そんな時代があった。
OLやめて結婚して、子供産んで。
ハイヒールやめてスニーカーになったし。
子どもがべたべた触るから、化粧もやめた。
ラジオ体操のある夏休みの朝はつらかった。
野球少年の母だったときは、土日も練習。
朝練があるから、弁当があるから、5時にもおきた。
うん、おかあさんだから。
呪いとか、気持ち悪いとか、美化してるとか。
そういうことばに傷つく人もいるんだけどな、とちょっと思う。
私のやってたことって、自己犠牲?
ううん、目の前にあることやってただけ、必要だから。
楽しいときも、いやいやなときもあった。
どっちかだけじゃない。
まして、だれかにこれ、やらなきゃダメだなんて言わないし。
めんどくさいよねー、と同じ境遇で愚痴ることはあったけど。
そんなに怒らなくても、いいんじゃないのかなぁ。
多様な生き方、働きかたがあるっていってるのに。
どうしてそんなに一方を否定したりするんだろう。
逆に古いよね、そんな考え方、って笑い飛ばしてほしい。
昔、「関白宣言」って歌で、女性蔑視だとか大騒ぎになった。
できるかぎりで、かまわないからって歌ってるのに。
言わせておけよ、って思えばいいのに(笑)
そんなひと選ばないし、私。
知らない歌が、知らないうちに大騒ぎになってる不思議。
大丈夫、これで洗脳なんて、いまどきされないし。
自分がこう思う、の発信なら読むけど。
こういうふうに感じる人がいるはず、なんて忖度はいらない。
片方を強く否定することで、もう片方が傷つくって考えないのかな?
だって、私ちょっと傷ついたもん。
自己犠牲だとか、美化だとかって否定されて。
やってないし、って息子に否定されるかもしれないけど。
私はやっていた「つもり」です。
そしてそのころを振り返って、よくやったって思う。
受け取り方しだい、なのかもしれないけど。
強い否定のことばの持つ力が、怖い。
やさしくない、と思う。
あえて、少数派の時代遅れかもしれないけど。
こんな風にやってきた自分を、後悔してない。
歌のせいじゃなくて、気持の持ちようだと思う。
この歌聞いて辛い人は、がんばらなくていい。
この歌聞いて懐かしい人は、おつかれさま。
この歌聞いてばかばかしいと思った人は、スルーすればいい。
どう受け取るかはそのひとしだい。
いろんな情報があふれる世の中で、溺れないように。
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