卒業写真

昨日は満月だったらしい。
空を見ることなく、前を歩く友人の背中を見ていた。

久しぶりにあったクラスメイト10人くらい?
何十年ぶり?そんな顔もあった。
変わったけど面影はかろうじて探せた。
突然のことで驚いたけど、こうして会わせてくれてありがとう。
正面にひときわ若く見える写真。
ほんと1番歳をとって見えないやつが、時間を止めた。

私をクラス会で、大きくなったと揶揄したっけね。
小さくなれてないけど、見返せなくて悔しいよ。
中心にいるタイプじゃないけど。
いつも明るく笑顔でいて、ふざけてたよね。
まだ全然実感がわきません。

卒業アルバムが見当たらない。
まだ見返すなってサイン?

小中高と3冊の息子のアルバム。
若い頃はね、どうでもよかったりする。
でも今は、手元に残したいものなのに。
なぜかどれも見当たらないという。

両親も奥さんも、ふんわり記憶していてくれた。
そう、私も子どもの友人関係把握できるのはここまで。
上書きされないから小さな記憶がそのまま。
共有できる思い出と時間を、少し分け合った夜。

早い遅いの時間じゃなく、誰にでも訪れる時間。
私はそのときをどう迎えるのか、予測はできない。
でも準備したいことも、お願いしたいこともある。
ありがとう、そう伝えれますように。

そして私に、新しい今日がやってきた。
4月、新学期、新年度。
やっぱり楽しく暮らしていくから。

過去の大事な記憶や思い出が、私の根っこになっていて。
一期一会じゃないけど、生きてても会えないままの人もいる。
人の繋がりを大事に、今日も過ごします。



ほどよく、くらす

北海道在住、工務店勤務、榎本麻子です。 ライフオーガナイザー®︎で、整理収納アドバイザー。 くらしも仕事も「あそび」が大事。 好奇心のむくままに、私の好きなモノ・コト・ヒトつぶやきます。

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