ドミートリィタイプの部屋に泊まるのは苦手じゃない。
ただ、男女同室には違和感がある。
なんで?と思ったとき、思い出した旅があった。
1990年、平成2年ドイツに行った。
格安チケットで、レンタカーを借り、ユースホステルに泊まる。
時間はあったけど、お金がない年代の旅。
ユースホステルは、ドイツ発祥。
そこに泊まるには、会員証を作り、基本男女別室だった。
そういえば最近のホステル、ゲストハウスとはちがうシステム。
そういうことか。
今も女性専用のフロアがあるところを選んでます。
スタンプが今見ても可愛い。
古城ユースホステルに4泊、車中1泊。
若かったあの頃、何も怖くなかった(笑)
ここはカイザーブルク。
フィルムカメラの時代なので
あまりたくさん細かく撮ってないのが残念。
まず、空港でレンタカーを借り、いきなりのアウトバーンを走った。
左ハンドル、走行車線が日本とは逆で
右左折するのに苦労したし、中路で一方通行逆走もしてしまった。
国際免許、今でもとってありました。
ユーレイルパス、鉄道も楽しむ。
いわゆる乗り放題の周遊チケット。
発車ベルやアナウンスがほとんどなく、ドキドキしたっけ。
ライン下りもした。
古城巡り、という優雅な名目なんだけど。
飽きて途中で船を降り、また鉄道。
いきあたりばったりの旅は、この頃から。
目的地はあるけれど、どの道どの方法で行くかは気分次第。
そんな旅、仲間が3人、無敵でした。
どこででも食べる、街と仲良くなりたい、もこの頃から。
こんな偶然の結婚式もパチリ。
私、変わってない(笑)好奇心。
ホテルじゃなく古城ユースホステル。
今も私の中にある面白いところ選び。
ここに原点があった、平成初期。
平成最後にまたその楽しさを思い出した。
「進撃の巨人」のモデル?と言われるネルトリンゲン。
ぶらぶら歩いて、旅をした。
高いところには登る、高所平気症は今も変わらず。
ノインシュタイン城も懐かしい、苦い思い出。
私たちは、ここで、レンタカーの鍵を落とした。
そしてヒッチハイクでユースホステルに戻り
鍵が届くまで待機という時間を過ごした。
次の日に届いたんだけど、私の車人生を暗示していたのか。
水の都が好き。
ヴェネツィアも、ここバンブルグも。
水辺の神社も。
写真ってすごい。
あの時の空気感を思い出させてくれる。
まだインターネット情報なんてなく
地球の歩き方を片手に、新鮮な発見が多かった旅。
なんでもこの目で見てみたい、それが旅に誘ってくれる。
今、全力で遊ぶ
ゆっくり走ろう北海道
そんな自分のキーワードも振り返ってみたら
20代の頃の続きに思える。
活動休止期間が、長くあったけどね。
だからこそ、今楽しめてる気がする。
欲張らず、やりたいことを意識しつつ
気がつけば、あの時の続きだったり
やりたかったことが、少しづつできるようになってる。
来年は新しくなるパスポートを手にして
もっと遠くへ飛び出したい。
昭和生まれですが、私の青春、アオハルは平成で
バブルを含め、満喫した。
ありがとう、平成。
よろしく、令和。
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