おべんとうと日本人

週末読んだ本の話。

世界的に知られる「bento」
日本のちいさいものを愛でる文化。
中身だけじゃなく、箱、包み方。
おべんとう男子、サラメシ。
ほんとにいろんなことを語れる、小さな世界。

幼稚園、高校と、義務の時期はちょっと億劫だった。
今は財布に優しいし、自分の大事なランチ。
やっとめんどくさいながらも慣れてきた。

読みながら、時代が、テーマがすんなり入ってきて
そうそう、と頷きながらページをめくる。

テーブルコーディネートはできないけど
お弁当箱という小さな空間に、おかずを詰めるのは嫌いじゃない。

あとがきに綴られたメッセージ。
自分自身の記憶にあるお弁当の憧憬を
あらためて辿ってほしい。
きわめて私的なエピソードや、感傷的な思い出かもしれない。
思い出と共に浮かぶ、誰かの「顔」
さまざまな〈ものとこと〉のつながりへの想像力がはたらけば
新しいコミニュケーションのはじまり
日々の作業が、ちょっと違う風に見えてきた。
そして今週も、お弁当、作ろう。
おいしく食べよう。

少しだけ、タイムスリップ。
お弁当にまつわるこどもとの思い出。
心の中で、じんわり、ほっこり。
うん、いいもんです。


ほどよく、くらす

北海道在住、工務店勤務、榎本麻子です。 ライフオーガナイザー®︎で、整理収納アドバイザー。 くらしも仕事も「あそび」が大事。 好奇心のむくままに、私の好きなモノ・コト・ヒトつぶやきます。

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