赤坂迎賓館で、天皇皇后陛下の車に出会えた偶然 ーその4

警備をチェック、ぶらぶら下見した後
充電が切れそうなので一旦部屋に戻る。
並ぶ気持ちににはなれず、よし出かけよう。
向かった先は赤坂迎賓館。
地下鉄で次の駅。
こちらも警備が、検問が。
いつもこんな風なのか、手荷物検査。
本館の中は撮影禁止。
テレビで映るあの場所が、ここなのね、とため息。
国内にこんなに絢爛豪華な場所があるなんて。
シャンデリアやカーテン、天井画。
何を見てもほぅと息を吐くだけ。
 
葵の御紋や、サーベルと剣のレリーフ。
スライドのポイントを見つけてニンマリするのが精一杯。
圧倒されました。
100年以上変わらない景色がここに。
雨樋すら、美しい(笑)
ようやく正面に回って、逆光。
やられた感、
大きくて入らない。
ぐるっと回り込めます。
桐の紋がここにも。

直角な刈り込みにピヨンと飛び出す一本がかわいい。
前庭で、アフタヌーンティー。
引きで撮ってちょっと拡大。
売り切れで、残念。
いつか食べてみたい。

帰ってじっくり見返したパンフレット。
見応えがあり、しかも勉強になります。
この門から出るの、少し早かったかも、とすぐ思い知る。
本当に見事な青空で、逆光とのたたかい。
門から出て信号を渡ると並んでる人達がいて。
ここはパレードのコースではない。
お巡りさんに聞く、いろんなところで聞いてました今回。

赤坂御所から皇居に向かうので、もう少しでここを通る、と。
みんなどこからこんな情報手に入れるんだろう。
しっかり隙間を探して待ちます。

ゆっくり通るので、手を振ってください、と声がかかる。
写真撮りながら、手を振れるのか。
しかも逆光で見えない。
とりあえずパチリ。
加工前の様子。

加工後の1枚。
アプリの力すごいです。
赤坂見附に戻るともうごった返し。
歩道ももう通行止で、パレードのコースには立ち入れません。
甘かった。
車道も力技、通行止。
お巡りさんのアナウンスが、かさなって、何を言ってるかわからない。
ホテル前も行列。
諦めて部屋に戻ってみることに。
テレビを見ながら、窓の外をみる。
ちょうど高架を走るので、見えない。
あの、たくさんの人たちはもっと見えない。
でも、空気が歓喜を帯びてて、伝わる。
通過後、規制が溶け、歩道橋が渡れるようになった。
余韻に浸るように、佇む姿。
パレードはちゃんと見れなかったけど
この時間、この場所にいたことを忘れないだろうな。

テレビの方が明らかにきれいにはっきり見える。
でもその場所に行くことは、楽しい。
この目で、見たいから、またどこかに行くんだろう。
知らない場所だけじゃなく、見知った場所にも。

ほどよく、くらす

北海道在住、工務店勤務、榎本麻子です。 ライフオーガナイザー®︎で、整理収納アドバイザー。 くらしも仕事も「あそび」が大事。 好奇心のむくままに、私の好きなモノ・コト・ヒトつぶやきます。

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