トイレットペーパー狂想曲から、の実験

ある日いきなり店頭から消えたもの。
マスクは未だ充分に行き渡らないけれど
メーカーは大丈夫だと言っているのにトイレットペーパーが消えた。

買いだめはよろしくないけれど、最低限のストックは必要。
もしかしたら、学校が休みになり消費が増える予想からかもしれない。
あたたかく見守っていただきたい、と思う。
便利ないつでも買える時代だけれど、一応備蓄はした方がいい。
こういう万が一の事態はまたあるかもしれない、

実は気になるのが、ほんとに困って
トイレでティッシュを使う場合。

取扱説明書には、トイレットペーパー以外流さないでとあります。
トイレの詰まりの原因のひとつは、ティッシュだったりする。

簡単な実験をしてみた。
左がトイレットペーパー 、右がティッシュ。
両方に水を入れてみた。
あれ、正直違いがわからない。
というかティッシュの方が透明に、溶けて見える。
まてまて、水流を考えて撹拌してみた。
違いは一目瞭然。
水に溶ける、というのは消えるわけではなく
この分解の速度の違い。

トイレは下水に流れ出るまでの、道のり。
このあいだにいくつものトラップ、曲がりがあります。

*下のイラストは石狩市のHP内の資料よりお借りしました。

時代は節水のトイレ。
たくさんの水で勢いよく押し流した昔とは違う。
このトラップに少しづつ沈殿していくティッシュ。

今、ないからという人は仕方ない。
少しづつ流してください。
枚数が少ないほど溶けやすくなります。
できたら、たくさんの水量で押し流すことをおススメします。

習慣で、気付かずティッシュを使っている人は、ご注意を。
昔は大丈夫だった、と思っても
今やトイレは電気の椅子。
停電になったら水が流れない、という経験をしました。
手動のレバーのチェックもついでに確認してください。
北海道は地震の後のブラックアウトで身に沁みました。


しばらく放置して水を切ってみました。
トイレットペーパーは、どんどん溶けていくけど  (まだ完全ではない)
ティッシュはこれ以上溶けない感じでした。
あくまで私の実験です。
お子さんと実験してみるのもいいかも。

ほどよく、くらす

北海道在住、工務店勤務、榎本麻子です。 ライフオーガナイザー®︎で、整理収納アドバイザー。 くらしも仕事も「あそび」が大事。 好奇心のむくままに、私の好きなモノ・コト・ヒトつぶやきます。

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