寒さとともに気ぜわしくなってくる。
忙しいんじゃなく、気ぜわしい。
あれもしなきゃと、年末をゴールに
予定や希望や願望を詰め込む。
大抵12月後半諦めたりすることも多いけど
たぶん今マックス。
ざわざわする中、一編の詩を見つけた。
はきものをそろえると心もそろう
心がそろうとはきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと
世界中の人も心もそろうでしょう
作者は曹洞宗の和尚、藤田幸邦さん。
例えば会社の玄関マットが乱れて曲がっていたら
誰が直すのか、という話を聞いたばかり。
気づかないのか、誰かがやると思うのか。
躾なのか、習慣なのか。
長男が小学生の頃少林寺をやっていて
「脚下照顧」と、口が酸っぱくなるほど言われてた。
靴を並べなさい、と理解していたが奥に深い意味。
自分の足元を照らして、自分自身を顧みる。
禅の言葉。
剣道をやっていた次男も、靴を並べることを教えられていた。
身についているか、はさておき(笑)
11月、心がけたい習慣にしよう。
簡単なのにできないことがある。
習ってないというけど、違う。
それがもとに戻す、ということ。
暮らしの基本、なんだけどね。
まずは、心を整える、靴を並べるを意識する。
モノの量が多い人ほど意識がいる。
きれいに見せる、仕舞うは次のステップ。
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