中学生のころだったか、映画「ナイル殺人事件」にはまった。
ミステリーナイル♪ 耳に残る音楽と、憧れる異国の世界。
スイス、エーゲ海、エジプト、イスタンブール。
アニメ、歌謡曲、映画で誘われて、魅せられた。
このキーワードでピンと来るのは同世代(笑)
そこからどんどん、推理小説、映画へと点が広がった。
たまたま話題になっていた本を探す。
当時はハヤカワミスティ文庫、この装丁が好きだった。
あれ、ない。
ほぼ読み尽くして、実家から持ってきた中にはない。
よし、と久々に実家に顔を出し見てみたら。
・・・あれ、ない。
「えー、ないか? 捨ててないぞ」という父。
嘘を言っちゃいけない、と思う娘。
自分の本は絶対に手放さないけど、私のは、売りましたね。
勝手になくなるわけはないんですから。
赤いラベルの本が並んでいたあたりを見ると
長男の読んだハヤカワ文庫のSFが並んでいた。
やられた、と思うけど
優先順位が変わったのは仕方ない。
20年以上放置してたしね。
再度購入しようかとみたら、ショック。
どうしちゃったんだ、クリスティ文庫がこれ。
ハーレクインロマンスか、という装丁。
私が初めて読んだのが、左。
今回探したのが右の本。
こんなに装丁が変わると、前が好きだっただけにがっかり。
好みの問題ですが、うーんと無くなった本に未練。
絶版以外の本はいつか手放せる、と思っていたけど。
ブレーキがかかりました。
と言いつつ、読み返さない。
これ読み出すと、今いる場所がわからなくなる異邦人。
だって今、私は冒険中。
帯にあるようにグーグルアースの時代に、探検。
グイグイ惹きつけられてます。
次は、南極探検で、その次はエベレストの予定。
寒い季節により、凍てつく世界へ。
現実逃避しています(笑)
こんな旅の方法もあるんです。
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