とうとうこれでファイナル。
簡易裁判所にて、罰金の確定。
裁判所、脳内イメージはこんな感じ。
被告人、って私?
どんなところだろう。
うーん、シンプル。
ほんとにここ?
待合室、って、ここだよね。
地下って響きに、虐げられてるような、後ろめたいような。
未体験ゾーンに、どきどきする。
流れを読みながら、受付で赤切符を出す。
待合室で名前を呼ばれるのを待つ。
病院の待合室のようです。
すでに15人くらい待ってます、9時の時点で。
名前を呼ばれ警察の部屋で、簡単に状況確認。
もう一度、くっきり写ったオービスの写真を見せられる。
あ、個室ではないので、他の人の様子も聞こえる。
お隣は私の捕まった次の日で32キロオーバーだって、
私は31キロ、よし、少ない。
どんぐりの背比べ、ってやつですね。
ここで免許を渡します。
事実否認、弁護士を立てて裁判したいなら、できますよ。
そんなこともここで確認します。
もし、そうしたいならという質問、さすがに聞ける空気はなかったです。
大人しく粛々と。
怖い雰囲気はないけど、事務的で無駄な質問はできない空気を読みました。
で、次に検察の部屋で、またまた確認。
はい、もうわかってますって。
略式なので、裁判官に会うこともなく、赤切符に書かれた金額を払い終了。
いくらか、まだ教えてくれません。
車種や、犯歴、違反歴で変わる、とだけ。
用意した金額、諭吉を10枚。
10万円以下の罰金、と言われていたので。
払えない時は、ちゃんと書いてありました。
日額5,000円労役場で、という方法があるんですね。
結果60,000円。
ちょっとにんまりして、ホッとした。
予定、予想していたより安いという、安堵。
あ、お金が浮いた、と思ったのを即座に否定。
こういうの心理マジックで、散財してはいけない。
とりあえず、無事完了。
さて、と札幌市資料館に足を運ぶ。
そう、ここにはトップ写真の裁判所の展示があるのを聞いたから。
子供たちが遊ぶ、市民の憩いの場。
札幌軟石の重厚な建物。
何度か足を運んでましたが知らなかった。
大正時代の建物で、元々は控訴院。
今でいう裁判所ということで、なるほど。
ドラマのロケのような、セットのような佇まい。
判事の末席から見下ろすとこんな感じ。
証人席から見上げるとこんな風。
正面から、被告人に判決を下すシチュエーション。
脳内で、妄想を膨らますわけです。
こういうのは、妄想だけでいい。
他の部屋を見たら
軟石採掘のミニチュア模型。
なんとも愛おしいような、うまくできてる。
大正、昭和、平成。
令和はどんな時代になるのか。
とりあえず私はじっくりゴールド免許を目指します。
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