生まれた街で ー夕陽がきれいなんだって

生まれた街の匂い、音、景色。
世界がちいさくせまかった頃の記憶。

帰省した長男と夕方のドライブ。
夕陽のきれいなcafeに、ぶらり。
実は前回の帰省時のリベンジ。
お客さんがいっぱいで、撮れなかった。
思いのほか、男子もOKな佇まい。
夕陽まで、日差しが強く待てなかった。
海だな、今日はきっときれいな予感。

日本海と太平洋は波の音が違うんだって。
友人に言われた言葉を思い出し伝える。
波の音が、違いがわかるほど、近くじゃない。
でも海に着いたら、懐かしい匂いがすると。
小学生の時、野球をしていたグランドが海の近く。
中学も、部活の後遊びに行ってた。
反抗期もひどくて、1番私と衝突した。
ほんとにね、仲悪くなったよね。
あはは、と苦笑いしながら海に。
長い流木というか枝を発見。
うん、持って歩くね。
持っては帰れないから、車に持ち込まないでね。

そう、家が、私が嫌で、高校から家を出た。
そうして適度な距離を保ちつつ今がある。
一緒にいたらどうだったのかな。
わからないけど、今がいいからいいや。
ただ15で家を出て、一緒に暮らせなかった時間。
1000日が、取り戻せない時間だってことが残念。

毎年帰省で会えても10日前後。
だからすごく大事な時間。

私にセンチな想いと裏腹に、何がしたい?(笑)
写真撮ってとポーズ。

つきあってくれてありがと。
ここで充電が切れた。
そして太陽は雲の中に。
海に沈む夕陽ってなかなか見られないもの。
今年も追いかけよう。


ほどよく、くらす

北海道在住、工務店勤務、榎本麻子です。 ライフオーガナイザー®︎で、整理収納アドバイザー。 くらしも仕事も「あそび」が大事。 好奇心のむくままに、私の好きなモノ・コト・ヒトつぶやきます。

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