月々に月見る月は多けれど
月見る月はこの月の月
なぜか覚えてた百人一首。
なんかい「月」って言ったでしょうか。
五時半、もう一度宇治橋を渡る。
昼間、神楽を見た神苑の舞台。
例年は外宮にある舞台で開催されるが
今回は台風の影響で使えず。
徐々に暗くなる中、神宮観月会。
中秋の名月を仰ぎ芝生で和歌を詠む。
明治時代から続く冷泉流の風趣溢れる催し。
献詠の和歌と俳句の披講。
ちょっと芝居がかって、面白い。
舞台の上にしつらえたお月見。
暗くてiPadの限界。
管弦と雅楽。
演目はこちら。
蚊と戦いつつ、雅な雰囲気を味わいました。
蚊に刺されやすいO型の友人を蚊取り線香にしつつ
しっかりAB型の私も刺されました。
活躍する適温とロケーションだったんでしょうね。
ついつい最後まで。
片付けの様子の手際の良さに目が釘付け。
あんまり夢中になりすぎて、消えた私。
溝にすぽんと声も出さず落ちました。
神主さんと友人が「消えた」と笑う。
怪我もなく、よかった、よかった。
催しが終わったころ、雲の合間から顔を出す月。
鳥居前で、激写する人々。
妙な連帯感もうまれまして。
ひとり空気を読まず撮り続ける女子を牽制。
通じませんでしたが(笑)
ベストポジションはさっさと撮って譲ろうと誓いました。
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