たぶん平成最後の大失敗 その2

呼び出された出頭日。
もう朝一で向かうわけです、スッキリしたくて。
管轄?なのかこちらに。

ふざけてませんが、まずパチリ。
受付に申し出て、待合室に通されます。
私ひとり。
目の前のポスターは「探偵はbarにいる3」とコラボ。
大泉洋さんが飲酒運転禁止を呼びかけてる。

警察官が、免許証と車検証を受け取りにくる。
座ってる私の目線に合わせ、膝を折る、丁寧な対応。
はぁ、せっかくだからいろいろ観察しよう。

次に呼ばれ、取り調べ室に導かれる。
「奥に座ってください」
テーブルが2つ、息がつまらない程度の狭いスペース。
刑事ドラマみたい、とテンションが上がるバカなオンナ。

まず携帯など通信手段を電源を切って預けて、事実確認。
オービスの写真を見せられる。
噂には聞いてたけど、私じゃありません、なんて言えない。
くっきりと映る自分の顔とナンバー。
ニヤニヤしてないでよかった、澄ました顔が映ってる。

「この写真ってもらえないんですか。」
「証拠なので」
「写真にとってもいいですか?」
「証拠なので」

そんなやり取りの後いろいろ聞かれます。
どこからどこに向かっているのか。
オービスがあるのを知ってたのか。
普段はどのくらいの速度で走ってるのか。

答えられる範囲で答える。
わからないことも言えないこともある。
調書を取るのに1時間弱。
優しそうな人で、聞きたいことはどんどん聞く。

「いまどきオービスで捕まる人なんていないですよね」
「それが、びっくりするくらいいます」

「自動測定中の看板見なかったですか?」
「真っ暗で見えませんよ。」と開き直る。
「気がつかない、と言われるので、増やしてるんですよ、看板」
そうなんだ。見たらブレーキは必須です。

「光り、見えました?」
「白かったんですけど」
「赤く光るんですけどね」
たぶん走り抜けたのか、残像なのか、本来赤く光るそうです。

この日は、速度と本人確認、罪状認否。
刑事処分は簡易裁判所、ここで罰金が確定する。
行政処分は、公安委員会、手稲の運転免許試験場。
あと2回、お呼出がかかるということ。

裁判所に行く日にちは月に数日の中で選べる。
なかなか親切ですが、一旦選ぶと変更できないそうです。
ここまで運転してもいいという。




次回は4月後半、お呼出がかかり次第更新します。
慎重に、速度だけでなく、一時停止、黄色信号これまで以上に注意。
生まれ変わった気持ちで運転します。


ほどよく、くらす

北海道在住、工務店勤務、榎本麻子です。 ライフオーガナイザー®︎で、整理収納アドバイザー。 くらしも仕事も「あそび」が大事。 好奇心のむくままに、私の好きなモノ・コト・ヒトつぶやきます。

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